“パーティー券事件”安倍派幹部7人と森元首相、不起訴処分 池田被告を起訴 東京地検特捜部
自民党の派閥のパーティー券をめぐる事件で、東京地検特捜部は衆議院議員の池田佳隆被告を政治資金規正法違反の罪で起訴しました。
衆議院議員の池田佳隆被告と会計責任者で政策秘書の柿沼和宏被告は2022年までの5年間で、安倍派側から受け取ったパーティー券収入のキックバックおよそ4800万円分を収入として記載せず、収支報告書にウソの記載をしたとして26日、特捜部に起訴されました。
関係者によりますと、池田被告は去年12月に事務所の家宅捜索を受ける前、記録媒体を壊すなど、虚偽記載に関する資料の廃棄などを秘書に指示していたとみられ、特捜部は証拠隠滅があったと判断して今月7日、秘書とともに池田被告を逮捕していました。
一方、特捜部は、池田被告へのキックバック分を派閥の収支報告書に記載していなかったとして刑事告発されていた安倍派の幹部7人と、安倍派の会長経験者である森喜朗元首相について、いずれも「嫌疑なし」で不起訴処分としました。
衆議院議員の池田佳隆被告と会計責任者で政策秘書の柿沼和宏被告は2022年までの5年間で、安倍派側から受け取ったパーティー券収入のキックバックおよそ4800万円分を収入として記載せず、収支報告書にウソの記載をしたとして26日、特捜部に起訴されました。
関係者によりますと、池田被告は去年12月に事務所の家宅捜索を受ける前、記録媒体を壊すなど、虚偽記載に関する資料の廃棄などを秘書に指示していたとみられ、特捜部は証拠隠滅があったと判断して今月7日、秘書とともに池田被告を逮捕していました。
一方、特捜部は、池田被告へのキックバック分を派閥の収支報告書に記載していなかったとして刑事告発されていた安倍派の幹部7人と、安倍派の会長経験者である森喜朗元首相について、いずれも「嫌疑なし」で不起訴処分としました。