小池都知事「手洗い、うがい、せきエチケットの徹底を」 東京都内で子どもを中心に流行する感染症などが広がる
東京都の小池知事は16日、都内で子どもを中心に流行する感染症などが広がっていることから、基本的な感染対策をして欲しいと呼びかけました。
東京都では乳幼児を中心に流行する代表的な夏かぜの「ヘルパンギーナ」と呼吸器系の感染症である「RSウイルス感染症」の患者が先月中旬ごろから急増しています。
どちらの感染症も例年流行する時期よりも早く感染が広がっているということです。
有効なワクチンや予防薬がないことから、16日の定例会見で小池知事は、「新型コロナウイルスと同じように、手洗い、うがい、せきエチケットの徹底をお願いしたい」と呼びかけました。
また、この感染症が夏場に集中することによる医療機関の負担を減らすためにもまずは感染しないように基本的な感染対策を徹底して欲しいと求めました。