「県内で一番のレモン農家目指したい」若狭町で梅農家がレモン栽培に挑戦 ほのかな香りとまろやかな酸味
若狭町内の梅農家が、収量が多く寒さに強いレモンの栽培を続けていて、今年も色づきの良い立派な実が育っています。
若狭町の梅農家小林直哉さんは、新たな収入源として、4年前から梅と収穫の時期が異なるレモンの栽培に挑戦しています。
育てているのは「璃の香」という収量が多くて寒さに強い品種で、皮の部分の苦みは少なく、ほのかな香りとまろやかな酸味があるのが特徴です。
今年は一部の木が害虫による被害で枯れたものの、大きく立派な実に育ち、20日は色づきの良いものを選んでコンテナに詰めていきました。
■梅農家 小林直哉さん
「割と夏の暑さにも負けずに、順調に育っているので、育てやすい品種のレモンなのかなと思う 来年以降、本格的に販売を始めて、県内で一番のレモン農家になりたい」
収穫は1月いっぱい続けられ、あわせて800個ほどを町内の洋菓子店や、東京の高級寿司店などに出荷します。