「越前瓦」でインバウンド推進 伝統工芸が海外の富裕層に人気 今秋にも受け入れへ 疑似体験ツアーで高校生"瓦割り"
鬼瓦の製造に挑戦する生徒=11日午後2時、越前市の越前セラミカ
インバウンド客をターゲットに「越前瓦」の製造過程を学ぶユニークな体験ツアーが計画されていて、この秋にも観光客を受け入れます。
越前市池ノ上町のメーカーでは11日、「越前瓦」の製造を手掛ける組合による疑似体験ツアーが開かれ、地元の高校生らが瓦割りや鬼瓦の製造に挑戦しました。
■体験シーン
「行きます」「おーーー」
海外の富裕層を中心に、伝統工芸の産地を巡るツアーが人気を集めていることから、組合では観光客の受け入れを計画しています。
■越前セラミカ 石山享史社長
「日本の瓦の風景を外国の方は非常に興味を持たれている。これをきっかけに、日本の皆さんにも福井の風景、瓦の風景に気付いてもらえるきっかけになってほしい」
組合では、この秋にもインバウンド客を受け入れたいとしています。
最終更新日:2025年3月11日 19:46