坂井市の平章小学校の児童が9日、丸岡城で大掃除を行い、地元の宝への愛着を深めていました。

城は2層3階建てで、3階の天守では、床や窓枠などを丁寧に隅々まで磨きました。掃除をしていると、さまざまな発見もありました。集まって床をのぞき込む児童たち。見つけたのは節穴で、下の階で掃除する友達が見えたようです。

一方、城下町を指さす児童が見つけたのは。

■児童
「(Q.何が見えた？)俺の家。改めて大きいと思った丸岡城が。丸岡にいたから誇らしく思う」

30分ほどの掃除で、雑巾は真っ黒になりました。

■児童
「みんな丸岡城に来てくれるから、来てくれる人のことを思って、丸岡城のことも思って、きれいになってほしと思って掃除した」

児童たちは友達と力を合わせた大掃除で、地元の宝への愛着を深めていました。