北陸新幹線のルート決まらず 与党整備委員会 3案から絞り込みも意見分かれる 今週再度協議へ
北陸新幹線の敦賀から西の延伸をめぐり、与党の整備委員会は18日、来年度の認可・着工の前提となる年内のルート決定に向け詰めの協議をしましたが、結論は出ませんでした。
与党の整備委員会は当初、小浜から京都市内を通って大阪につなぐ「小浜・京都ルート」の3つの案から1つに絞り込む予定でした。
これまでの沿線自治体へのヒアリングでは、京都府知事や京都市長から地下水への影響や、費用負担への懸念が示され、委員会の方針が注目されていました。
■西田昌司委員長
「残念ながらまだ本日は結論が得られず いろいろと懸念事項が言われている 協力してもらえるよう情報提供しないといけない もう一度集まって議論する」
西田委員長によりますと、来年度の認可・着工の前提となるルートの絞り込みに向けて委員の間でも意見が分かれているということで、今週中に再度協議することにしています。