年末年始の利用客数が過去最多に 北陸新幹線、県内区間は開業前と比較し4割増 JR西日本「敦賀延伸開業の効果があった」
年末年始の北陸新幹線の利用客数が過去最多となり、県内区間では、開業前の在来線と比較して4割増えました。
JR西日本金沢支社によりますと、去年12月27日から今月5日までの10日間で、北陸新幹線の福井-金沢駅間の利用客の数は、延べ29万4千人、1日当たり2万9千人で、新幹線開業前の在来線と比べて4割増えました。
また、利用客が最も多くなる新潟県の上越妙高-糸魚川駅間では、1日当たり3万9500人と、前の年の同じ時期と比べて4割増加し、年末年始の期間では過去最多となりました。
増加の要因について、JR西日本は「敦賀延伸開業の効果があった」とした上で「去年は能登半島地震によって利用が控えられたことも影響している」と分析しています。
なお、東京から北陸方面へ向かう下りのピークは12月29日(日)の1日あたり2万8千人で、東京方面に戻る上りのピークは1月4日(土)の1日あたり2万9千人でした。