みずみずしくて甘い 「幸水」ナシ収穫始まる 一部の農家はカメムシ被害を懸念 坂井北部丘陵地
坂井北部丘陵地では、みずみずしくて甘みの強いナシ「幸水」の収穫が始まりました。一部ではカメムシの被害を心配する声も上がっています。
みずみずしくジューシーで糖度12度以上と甘みが強い「幸水」ナシ。坂井北部丘陵地では収穫のシーズンを迎えました。
JA福井県によりますと、去年は果実に黒いすす状の病斑が出る「黒星病」がはやった影響で、3割ほど収量が落ちたものの、今年は病気の影響も少なく、例年通りの200トンの出荷を見込んでいます。
■梨農家 高橋孝幸さん
「甘みもさっぱりですし、暑い時にさっぱり食べられるナシ」
一方で今シーズン、一部のナシ農家を悩ませているのがカメムシで、県も果樹に対するカメムシ注意報を発表しています。
■梨農家
「黒星が少ないと思ったら、カメムシが多い。ものすごい。カメムシが水分を吸ってしまうので、切ってもあかんくなる」
「幸水」は週明け19日ごろから、県内の食品スーパーなどに並ぶということです。