蘇洞門めぐりに“特別クルーズ”登場 人気の岩場「大門・小門」での滞在時間拡大、11月30日まで 北陸デスティネーションキャンペーン 福井県小浜市
10月1日から始まる北陸デスティネーションキャンペーンに合わせて、小浜市の蘇洞門めぐりの遊覧船に、特別クルーズが登場し、新幹線開業効果を追い風に客層を広げたい考えです。
12時30分発の便が対象で、波や風が穏やかな日には、観光客は若狭湾沖合の「大門・小門」と呼ぶ岩場で船から降りて、15分と通常より長い時間滞在し、ダイナミックな岩肌を間近で鑑賞できます。なお、船を着けられない場合は「大門・小門」から先にある珍しい地層「白石・黒石」まで運航を延長します。
遊覧船の運営会社によりますと、今年の利用客は9月末までで1万5600人と、去年の同じ時期に比べて2000人増え、京都や滋賀、兵庫など関西圏の客足が戻ってきています。特に満足度が高い岩場上陸と、美しい景色で新たな客層を獲得したい考えです。
■株式会社そともめぐり 溝口裕之社長
「アクセスの向上を我々の営業に生かして、多くのお客様がおいでいただけることを期待している」
蘇洞門めぐりの特別クルーズは、10月1日から11月30日まで運航します。