関西電力は12日、美浜原発と大飯原発に設ける使用済み核燃料の乾式貯蔵施設をめぐり、原子力規制委員会に設置変更許可を申請しました。

乾式貯蔵施設は、原発から出る使用済み核燃料を金属製の専用容器に入れ、一時的に保管する施設のことで、関西電力は県内全ての原発敷地内に設ける方向で検討を進めています。

今後は規制委員会の審査をクリアした上で、設置を認めるかどうかを県が改めて判断します。

ところで、関西電力は高浜原発でも2か所に乾式貯蔵施設を設ける計画で、このうち1か所については、今年3月にすでに設置変更許可の申請を済ませています。残るもう1か所の申請時期については、現時点で未定としています。