今シーズン第一号「極」 落札額は150万円 越前がに最高級ブランド 重さや甲羅の幅、見た目に厳しい基準 越前漁港で競り落とされる
「越前がに」の最高級ブランド「極(きわみ)」の今シーズン第一号が水揚げされました。落札額はなんと150万円。名古屋の料理店へと運ばれました。
越前漁港で行われた「越前がに」の競り。待望の「極」の一番ガニが水揚げされ、名古屋市の料理店から依頼を受けた福井市内の飲食店グループと仲買が競り落としました。
■ソーホーズインターナショナル 細川正人CEO
「名古屋のオーナが福井の越前がにが大好きで。どうしても一番ガニを落としてほしいと依頼があった」
「極」の基準は、重さ1.5キログラム以上、甲羅の幅が14.5センチ以上であることに加え、見た目の美しさといった厳しい基準があります。
■ソーホーズインターナショナル 細川正人CEO
「極みの色とか形とかサイズとか。これ1パイだけ。これ、見た感じ違いましたね。神々しいというか」
今回水揚げされた「極」は重さが1.73キロ。一般的なズワイガニと比較すると、まさに“王者の貫禄”を感じさせます。なお、第一号の「極」は、11日午後7時から名古屋市内の料理店で、常連客に縁起物として提供されるということです。