青森の使用済み核燃料再処理工場 完成時期約2年半延期 関西電力は搬出計画見直し
日本原燃の増田尚宏社長は29日青森県の宮下宗一郎知事と面会し、六ヶ所村にある使用済み核燃料再処理工場の完成時期の見通しについて、目標としていた来月末から2年半ほど延期することを報告しました。
延期はこれで27回目で、宮下知事は不信感をあらわにしました。
青森県 宮下宗一郎知事
「27回目の延期 着工から約30年ということで こうして新しい工程を示してもらっても直ちに信頼することはできない」
延期の理由について日本原燃は、原子力規制委員会による審査の長期化を挙げていて、再処理工場の完成の遅れは、関西電力が福井県に示した使用済み核燃料の県外搬出計画にも影響を与えることになります。
関西電力は、この事態を受けて、「工程の見直しが必要になったと認識した」とし、「日本原燃が示す再処理計画を踏まえて速やかに検討したい」としています。
一方、福井県の杉本知事は関西電力と国に対し、今後の対応を速やかに説明するよう求めました。