福井を含む9つの県をレンタカーで移動しながら繰り返した窃盗犯。ターゲットはいずれもドラッグストアで、転売目的の万引きを繰り返したとして実行役の40代の男2人が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定無職の瀬戸口大吾容疑者41歳と大阪府門真市の飲食店経営の44歳の男です。

警察の調べによりますと、2人は今年3月23日から1か月間にわたり、敦賀市や鯖江市のほか、三重県や山梨県など9県をレンタカーで移動しながら、ドラッグストアで万引きを繰り返した疑いが持たれています。

2人は互いに見張りなどの役割分担をしながら、化粧品やサプリメントなどを万引きしていたということです。

9県のドラッグストア37店で犯行に及んだとみられ、被害総額はあわせておよそ180万円に上ります。

盗んだ商品はインターネットなどで転売していて、指示役で転売をしていた京都府伏見区の自営業青木一晃被告が窃盗の罪ですでに逮捕・起訴されています。3人は知人でした。

実行役の2人は「間違いありません」と容疑を認めていて、このうち飲食店経営の44歳の男は保釈金を払ってすでに保釈されています。

警察は犯行に至った経緯などを厳しく追及しています。