JR西日本は4日、大型観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン」の目玉となっている観光列車「はなあかり」がデビューし、JR敦賀駅から兵庫県の城崎温泉へ向けて出発しました。

　4日朝は出発式が行われ、沿線自治体の関係者らがデビューを祝いました。はなあかりは「地域の華を列車に集めて乗客と地域の縁を結ぶ」をコンセプトにしていて、「小鯛のささ漬け」や「若狭かれい」など若狭の食材を集めた豪華な弁当を販売するほか、美浜駅などでは沿線の特産品もアピールします。

　列車を見た子供は「お部屋の中が豪華で色もこだわりみたいな感じで、すごいと思った」と豪華な列車に目を輝かせていました。

　運行は12月22日(日)までの土日限定で、JR敦賀駅から城崎温泉までを5時間かけて結びます。なおJR西日本金沢支社によりますと、10月分の切符はすでに完売しているということです。