今年は大粒で食べ応え十分 奥越の秋の味覚サトイモを出荷
福井県奥越地方の秋の味覚サトイモの出荷が16日に始まり、今年は暑さ対策を徹底して去年よりも大粒に育っているということです。
◇午前9時 大野市中据
ケースいっぱいに詰められた大粒のサトイモ。大野市中据にあるJA福井県の施設では、上庄地区でとれた「上庄さといも」と、ほかの地区でとれる「越前さといも」の出荷が始まりました。
サトイモは機械で根の部分を切り落としたのち、JAの職員がキズや汚れを入念にチェックしながら、サイズや形ごとに分けて箱詰めしていました。
JA福井県 営農経済課 新田紘一 営農指導員
「今年は梅雨明けしたあと高温乾燥が続いたが、生産者が積極的な潅水をした結果昨年以上に大粒の傾向になっている」
今年は去年より13トン多い797トンの収穫を予定していて、12月下旬まで県の内外に出荷されます。