元県知事 栗田幸雄氏(94)の葬儀が営まれる 県政をけん引した功績偲びながら最後の別れ
今月17日に老衰で亡くなった元県知事 栗田幸雄氏(94)の葬儀が23日に福井市内で営まれ、参列者が県政をけん引した功績を偲びながら最後の別れを惜しみました。
葬儀には親族や政界関係者ら60人が参列しました。
栗田氏は1987年の知事選で初当選し、4期16年にわたって県政をけん引。今では恐竜王国と呼ばれるまでとなった福井で、そのきっかけとなる県立恐竜博物館の計画を立ち上げるなど、県の発展に尽力しました。
杉本達治知事
「ふるさと福井に恩返しをしたいという強い信念を持ち、県政の発展に全身全霊を尽くしていただいた。福井県の『お父さん』として県民の心の中に永遠に消えることなく生き続けるでしょう。」
葬儀の後、栗田氏の棺を乗せた車は県庁を回り、県職員や県民およそ500人が最後の別れを惜しみました。