坂井市の丸岡城で、恒例の「すす払い」が行われ、新幹線開業でにぎわった1年の汚れを落として、新年を迎える準備が進んでいます。

丸岡城天守を国宝にする市民の会のメンバーは13日、廻縁(まわりえん)に出て、竹ぼうきで軒下に積もったすすやほこりを念入りに落としていました。

■丸岡城天守を国宝にする市民の会 大濃孝尚 事務局長
「(今年は)新幹線が開業して、北陸に来よう、福井に来よう、丸岡に来ようというのが少しずつ定着してきた」

ところで、丸岡城の今年度の来場者は、昨年度より1万8000人多い、13万3000人を見込んでいます。丸岡城は大みそかの午後10時から年明けの午前2時までライトアップされ、元日は無料開放されます。