子育て世代の負担軽減を図ろうと、福井市は1月から医療費の無償化の対象を、高校を卒業する18歳の年度末まで拡大しました。

対象はこれまで、0歳から未就学児まででしたが、小学生から高校生についても、病院を受診した場合、月500円かかっていた窓口での自己負担を、家庭の所得に関わらず無償化します。

無償化の対象となる市民は合わせておよそ3万6500人で、かかる費用として年間およそ12億1200万円を見込んでいて、制度の利用にあたって特別な申請は不要だということです。市では「それぞれの家庭に届く新しい受給者証を持って受診してほしい」と呼び掛けています。