保護司らの団体が県に要望「公共施設を面談の場に」 滋賀で保護観察対象者に殺害される事件 社会を明るくする運動
罪を犯した人たちの立ち直りなどを支援する県内の団体のメンバーが県に対し、公共施設を保護観察の対象者との面談の場に利用できるよう要望しました。
団体の活動は「社会を明るくする運動」と呼ばれ、今年で74回目を迎えました。運動に取り組む団体のメンバーが9日、県庁を訪れ「多様な背景を持つ人々が互いに理解しながら、共に支え合うことができるよう、包摂的な社会の実現を目指すことが重要」との岸田首相からのメッセージを、杉本知事に伝えました。
また、今年5月、滋賀県の保護司が保護観察対象者に自宅で殺害されたことを受けて、公共施設を面談の場として利用できるよう県に要望しました。
ところで、県内の保護司は高齢化で年々減少していて、今年初めて400人を割り込みました。