無人のロボットが電子部品を運搬 2024年問題に対応へ 福井市の物流会社が 最新の倉庫を整備 災害に備え最大3日分の電力も確保
夜間にロボットが電子部品など運搬する最新の倉庫(10日鯖江市)
時間外労働時間の上限を制限するいわゆる「2024年問題」を巡り、福井市の江守物流が、鯖江市内にロボットが資材の運搬を行う倉庫を完成させ、従業員の負担軽減を図ります。
倉庫は、夜間に無人のロボットが電子部品や資材を運搬する仕組みを導入し、トラックドライバーなど従業員の負担軽減を図ります。
また震度6強の地震にも耐えられる構造で、太陽光発電や蓄電池などの設備も備え、最大3日分の電力を確保しているということです。
会社では今後、非常食や毛布などの備蓄を進め、地区の一時避難所としての活用も目指しています。