輸出入は2期連続のマイナスに ロシアの禁輸措置の影響 福井県内での上半期の貿易概況
今年度上半期の福井県内の貿易の状況は、輸出・輸入ともに2期連続のマイナスだったことがわかりました。
大阪税関敦賀税関支署のまとめによりますと、今年度上半期の県内の輸出総額は550億円で、前の年の同じ月に比べて8%減少した他、輸入総額も885億円と14.4%減りました。
いずれも2期連続のマイナスとなっています。
輸出では、ロシアへの禁輸措置の影響で、電気機器や中古車などの輸送用機器が大幅に減少し、輸入では、石炭や石油および石油製品が減少しました。
一方、輸入額を国別でみますと、前年度上期は5位だったインドがオーストラリアの251億円に次いで160億円で2位となりました。アルミニウムの輸入が急増したことが要因とみられています。