越前市に新工場竣工 松浦機械製作所 延べ床面積2万2000平方メートル 工作機械の大型化に対応、生産能力2割アップへ
福井市の工作機械メーカー松浦機械製作所は、越前市内の工場を増設して、生産能力の2割アップを図ります。
新たに完成したのは、工作機械の組み立てなどを行う工場で、延べ床面積は2万2000万平方メートルあり、これまでの2倍近くに拡大しました。建屋には柱がなく、工作機械の大型化に対応するとともに、分散していた組み立て拠点を集約し、従来の2割アップの月40台の生産を目指します。
また、工場内には従業員がくつろげるカフェスペースを設けるなど、福利厚生にも力を入れています。
■松浦機械製作所 松浦勝俊社長
「そばやソースカツ丼を含めて、食材を採用して出していきたい」
統合した福井市の本社工場は物流倉庫として活用する予定で、越前市の新たな工場は創業90年の節目となる来年1月から稼働する予定です。