県産米の高値取り引き続く コシヒカリ60キロの買い取り価格を2000円アップ
JA越前たけふはコシヒカリ60キロの買い取り価格について、2000円を追加払いし1万9200円としました。県産米の市場価格は依然として高値が続いてます。
追加払いはコメの市場価格に準じて農家に清算金を支払うもので、JA越前たけふは29日の理事会で金額を決めました。
それによりますと、60キログラムあたりでコシヒカリが1万9200円、いちほまれが2万200円と、それぞれ2000円引き上げました。
また無農薬・無化学肥料の特別栽培米は2万9000円と5000円アップしました。
JA越前たけふでは、市場価格の動向を見ながら更なる引き上げも検討していて、確定した金額を来年に一括して清算払いして農家の所得向上につなげたいとしてます。
一方、JA福井県が卸業者に販売する相対取引価格は、60キログラムあたりで、12月から3000円引き上げ、コシヒカリは2万2200円、ハナエチゼンは2万1200円とし、去年の同じ時期と比べ7000円ほどアップしました。
JAによりますと、業者間でコメの争奪戦が激しさを増していて、コメの市場価格は高値が続いています。