コメの品薄状態が続く中、JA越前たけふは28日、コシヒカリの買取価格・内金を去年より5000円引き上げ1万7200円としました。

内金は、農家からコメを買い取る価格の前払い金で、JA越前たけふでは全国の需給バランスを判断して理事会で決めました。

それによりますと、コシヒカリは60キログラム当たり1万7200円で去年より5000円アップしました。また、いちほまれは1万8600円、無農薬・無化学肥料の特別栽培米で2万8600円と、去年よりそれぞれ4600円アップしました。

JA越前たけふでは年末にコメの市場価格に準じて追加払いするほか、確定した金額を来年に一括して清算払いする方針で、農家の所得向上につなげていきたいとしてます。