新米を早く食卓に届けたい コシヒカリの収穫が福井市で始まる 来週には店頭に
一足早くコシヒカリの刈り取り始まる(22日福井市)
コメが品薄となっている中、早く新米を食卓に届けようと、福井市の生産者が一足早くコシヒカリの刈り取りを始めました。来週には店頭に並ぶ予定です。
記者
「コメ不足の解消に向けて、需要に応えようと、農家は予定を早めて収穫している」
コシヒカリは、一般的には5月半ばに田植えをして9月に収穫をしますが、福井市の農業法人では、新米をいち早く楽しんでもらおうと、20ヘクタールあまりの水田で4月下旬に田植えをしています。
去年の猛暑の影響などで、コメの流通量が減る中、今年は例年より収穫を3日ほど早めたということです。
堀内農産 堀内浩徳社長
「令和6年産ハナエチゼンは3日前に刈り取りが終わったが現在(完売で)一粒もない コシヒカリも県内外(卸業者)から引き合いが来ている 去年より(60キロで)5000円から6000円上がっている」
コメの品薄の傾向は、コシヒカリの収穫が本格化する来月中旬まで続く見通しです。