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今年の新米は高騰か JAがハナエチゼン買取価格を大幅引き上げ

2024年8月1日 15:12
今年の新米は高騰か JAがハナエチゼン買取価格を大幅引き上げ
新米の買取価格を大幅アップ(イメージ)

インバウンドなどでコメの需要が高まる中、JA越前たけふは新米の買い取り価格「内金」を、日本晴で1万5300円、早生のハナエチゼンで1万4800円と去年より大幅に引き上げました。

「内金」は農家からコメを買い取る価格の前払い金で、JA越前たけふが、作付け状況や需給バランスを判断して理事会で決めました。

それによりますと、日本晴は玄米60キログラム当たり、作付けの奨励金を含めて1万5300円。早生のハナエチゼンで1万4800円と、去年に比べてそれぞれ4000円以上アップしました。

JA福井県もハナエチゼンは同じ1万4800円で、コロナ禍で落ち込んだ令和3年産に比べ6000円近く引き上げました。

コメをいち早く市場に出荷している福井市の稲作農家は、今シーズンは卸業者からの引き合いの強さを感じています。

稲作農家 白井清志さん
「民間で高いところは1俵(玄米60キロ)超早場のハナエチゼンで1万8000円から9000円出ている コシヒカリはさらに1000円から1500円上乗せするので2万円台に回復する」

コメの卸売価格は、インバウンド需要で品薄感が高まるなどして高値となっているもので、実りの秋に、家計への負担が大きくなることが心配されます。

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