駅隣接のアル・プラザ武生 早朝営業を試験導入 ハピライン利用客の利便性向上へ 駅構内のコンビニ撤退を受け対策
コンビニの撤退を受けて利便性の低下が叫ばれるハピラインふくいの武生駅で、隣接するショッピングセンターが来月から一部の売り場で試験的に早朝営業を始めることになりました。通勤・通学客からのニーズを確かめた上で、継続するかどうか判断します。
■リポート 亀島愛永記者
「こちらのスペースには自動販売機がありますが、去年まではコンビニが営業していました。利用客の利便性を何とか確保しようと新たな取り組みが始まります。歩いて1分以内の近さにあるスーパーが来月から早朝営業を始めます」
ショッピングセンター「アル・プラザ武生」は3月1日から、1階の食品フロアの営業時間を午前9時から午前7時に早めます。14日は山田市長が売り場の視察に訪れ、早朝から販売できる弁当や総菜などについて、店から説明を受けました。
■アル・プラザ武生 戸谷一弘店長
「駅前にコンビニがないことから、朝の通勤・通学の人が困っている。通勤・通学の人に喜んでもらいたい」
ハピラインふくい武生駅には、早朝営業を告知するポスターも貼り出し、利用客への周知を図っています。
■駅の利用客
「福井から大阪行ったり東京行ったりするので、お土産を買う場所が駅の中にないから、ここで早くから買えるとうれしい」
食品売り場の早朝営業は来月1日から31日までで、4月以降も継続するかどうかは利用実績を見て判断することにしています。