境内に放り投げた棒を子どもたちが奪い合う 池田町水海地区で伝統神事「ばいもしょ」豊作を祈願
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池田町水海で伝統神事ばいもしょ 境内に放り投げた棒を子どもが奪い合う(13日午後4時)
池田町で100年以上続く神事「水海のばいもしょ」が行われ、地元の子どもたちが5本の木の棒に1年の豊作の願いを込めました。
「水海のばいもしょ」は、かつて区内で栄えた2つの家が互いの勢力を比べるため、使用人に5本の棒を奪い合わせたことが始まりとされています。
「爺役」と呼ばれる大人が、境内に向かって5本の棒を投げ入れますと、地元の子どもたちが奪い合い、神社のイチョウの木を棒で叩きながら1年の豊作を願いました。
■神事に参加して
「棒がとれて楽しかった みんなにとられないように速く走った」
池田町は少子高齢化が急速に進んでいて、半世紀前は100人ほどの子どもたちが参加していたということですが、13日は10人だけでした。
ここでも伝統行事の継承が課題となっています。
最終更新日:2025年2月13日 18:03