さっぱりした喉ごし 涼を味わう「ところてん」 老舗の食品会社で製造ピーク 越前市・柿谷商店
三杯酢をかけて味わう
梅雨の蒸し暑さが続く中、越前市では、さっぱりした喉ごしが魅力のところてんの製造が続いていて、食卓に涼を届けます。
越前市にある創業139年の老舗の食品会社では、明治時代から国産のテングサを使った昔ながらのところてんを製造しています。25日も早朝からテングサを煮出して固めたものを、つるんとした喉ごしのところてんにして、1つひとつ包装していました。
最近では、テングサの価格も上がっていて、この会社でも今年はおよそ10円値上げしたということです。
■柿谷商店 柿谷好彦社長
「テングサも状態が悪く、なかなかとれなくなってきている。けどうちは国産でやっていきたいので多少昔より値段は上がっていますがぜひ食べていただきたい」
ところてん作りは、これからお盆過ぎまでがピークで、1日1500食を製造し、県内のスーパーや量販店などに出荷されます。