り災証明書の発行へ あわら市で現地調査進む 10日現在で申請90件 能登半島地震
能登半島地震で被害を受けたあわら市の住宅では、市の職員によるり災証明の現地調査が進んでいます。(1月11日)
1日の能登半島地震で震度5強を観測したあわら市では11日、市の職員が同市矢地や北潟の計4軒の住宅を訪れ、建物の傾きを計測したり住民から話を聞いたりして、被害の状況を全壊から一部損壊まで全6段階に分けて判断していました。
■あわら市役所 防災安全対策室・山口富美夫さん
「私たちが予想していたよりも被害は多くて大きかった。り災の程度を明らかにして、り災の程度に見合う救済ができるような道を作りたい」
公的支援や保険の請求、税の減免などに必要となるり災証明書ですが、あわら市では10日現在で90件の申請を受けていて、今後被害状況に応じて速やかにり災証明書を発行することにしています。
また、地震の影響で段差ができて通行止めとなっていた北潟湖にかかる昭和橋については、11日までに復旧工事が完了し、通行止めは解除されています。