使用中止方針も…、ニンジン誤って使用 福井市内のこども園 学校給食の異物混入問題 緊急の園長会で再発防止へ
福井市の学校給食の異物混入問題で、当面使用を中止していたニンジンを、福井市内のこども園の給食で誤って使用していたことが分かりました。
この問題は今月、福井市内の小学校と中学校の合わせて3校で、福井市学校給食センターから提供を受けた給食からガラス片が見つかったものです。
食材のニンジンが業者から納入される過程でガラス片が混入したとみられ、市では11月26日から当面、給食でのニンジンの使用を中止していました。
ところが、福井市の鶉こども園では、園長と職員の間で情報の共有ができておらず、26日の給食の2つのメニューでニンジンを使用していたことが分かりました。
なお、市によりますと27日までに、給食を食べた園児や職員の健康被害などは報告されていません。
市では28日に緊急の園長会を開催し、情報の共有と再発防止に努めたいとしています。