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冬の海で救助訓練 新人潜水士「早く一人前に」 船の転覆想定し水中捜索も 敦賀海上保安部

2025年1月27日 19:24
冬の海で救助訓練 新人潜水士「早く一人前に」 船の転覆想定し水中捜索も 敦賀海上保安部
水温10度の冷たい海で訓練に臨む潜水士=27日午前10時ごろ、敦賀港

敦賀港で27日、敦賀海上保安部による年頭の救助訓練が行われ、新人潜水士らが海の安全を守る誓いを新たにしました。

訓練に参加したのは、敦賀海上保安部の巡視船えちぜんの潜水士5人です。

■潜水士
「身近な大切な人と国民の皆さんを守れる立派な潜水士になれるよう、日々努力して参ります」

潜水士は抱負を発表すると、水温10度の海に飛び込み、高さ4メートルある船の甲板付近まではしごやロープを使って登ったほか、転覆した船に取り残された人がいるとの想定で、水中に潜って捜索活動に当たりました。

■新人潜水士 前田羽太さん(22)
「潜水士の先輩たちのように、早く一人前の潜水士になれるように、日々日常的な訓練を積み重ねて努力していこうと思う」

なお、敦賀海上保安部によりますと、潜水士の出動は去年1年間で4件あったということです。

最終更新日:2025年1月27日 19:24
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