福井地方気象台は1日、福井市豊島の同気象台にあるソメイヨシノの標本木で、5～6輪の花が咲いたことから、サクラの開花を発表しました。開花のタイミングは平年と同じで、観測史上最も早かった去年よりも10日遅くなりました。

■リポート･西岡芽生記者
「ソメイヨシノが１，２，３，４，５，６。福井のサクラ、開花です」

あわら市の舟津温泉公園では、ソメイヨシノがつぼみをほころばせています。今年は夜のライトアップもあり、新幹線で訪れる観光客を出迎えます。

■地元の人
「飲んだ後で見に来るとかね。夜風に当たるとかはここが最適」

福井市の足羽川では、去年暮れの大雪で倒れ、植え直した3本のサクラの木が花を咲かせています。根が枯れて、十分に水分を吸い上げられないため、乾燥を防ぐためのカバーがかけられていました。

気象台によりますと、サクラはおよそ1週間で満開を迎えそうです。