節分を前に、坂井市の寺院で福を招き入れる「福豆」の袋詰めが始まり、二重の災害を受けた能登半島の被災者を思いながらボランティアたちが豆を詰めてきました。

坂井市三国町の成田山福井別院では、香ばしい香りが漂う中、住職や地元の人たちが、煎った大豆や落花生を丁寧に袋に詰めていきました。

■福豆づくりをして
「石川の人たちがたくさんの苦労をしている 心が痛み 涙が出る 少しでも大変なことがない1年になればと思う」

ここでは30日におよそ6000袋の福豆を用意する予定です。

2月2日は午後3時半から祈祷をした後、豆を紅白の餅やパンなどと一緒に勢いよくまいて、厄を飛ばし福を招きいれます。