不足しがちな野菜をもっと食べて 越前市の大学生がオリジナルメニュー考案 おいしく手軽にパパっと
ふだん不足しがちな野菜をもっと食べてもらおうと、越前市の大学生がオリジナルのメニューを考案し、おいしさとともに、作りやすさでも市民の高い評価を得ました。
白だしを使った和風のマリネに、カブとヤマイモを使ったねばとろ焼き。
越前市の生涯学習センターでは26日、仁愛大学で栄養学などを学ぶ学生たちが、色とりどりの野菜を使ったオリジナルのメニューを披露しました。
ふだん不足しがちな野菜をおいしく食べてもらおうと考えたもので、県産のキュウリやトマト、それにサトイモなどを使って、あわせて15品を作り、市役所を訪れた市民に振る舞いました。
■試食した市民
「薄味だし、野菜が本当にたっぷりで、彩りもきれいだし、すごくおいしくいただいた」
「変わった野菜でなくて、ふだん使うような野菜で作っていて、この料理は作りやすい」
「若い子たちが考えたというのがすごくいいと思う」
厚労省では、大人1人あたり、1日350グラムの野菜を食べることを推奨していますが、福井県民はこの目標に100グラム足りていないのが現状ということです。
■レシピを考案した学生
「ズッキーニとトマトのバター炒めをつくった さっぱりとした食感と風味を楽しんでもらいたい」
市民の野菜不足解消に向けて、越前市では、今回提案してもらったメニューについて、カフェでの販売をはじめ、学校給食としての提供も計画しています。