おひたしやきんぴらなど多彩な料理に 坂井市の児童が伝統野菜「越前白茎ごぼう」を栽培
坂井市の児童が19日、「越前白茎ごぼう」の種まきを行ない、栽培を通して地元の伝統野菜について学ぶことにしています。
平安時代以前から坂井市春江町で栽培されていたという伝統野菜「越前白茎ごぼう」。根が短く、白っぽくなった長い茎が特徴の葉ゴボウで、茎はしゃりしゃりした食感を楽しめます。
大石小学校では、3年生の児童24人が、地元の人にごぼうの歴史や植え方を教わりながら校内の畑に丁寧に種をまきました。
児童
「名前の由来も分かったし、いろんなことが知れてうれしかった」
「ゴボウが好きなので食べるのが楽しみ」
根も茎も食べられ、おひたしやきんぴらなどさまざまな料理に使える越前白茎ごぼう。
きょう種をまいたゴボウは11月下旬に収穫し、調理実習などで味わうことにしています。
◇午前9時半・坂井市春江町