丸々と大きい別名"黒い宝石" 鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」 今シーズンの販売開始 高品質で香港にも輸出
吉川ナスの販売開始(7日鯖江市)
“黒い宝石”とも言われる鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」の販売が7日から始まりました。今年は出来が良く、東京のレストランや香港にも輸出されます。
丸々とした形でソフトボールほどの大きさがあり、加熱すると皮までトロトロになるのが特徴です。今シーズンは春先から安定した天候が続いたことで品質は良く、道の駅・西山公園には生産農家が朝収穫したばかりの“初モノ”が並びました。
■買い物客
「今年はでかい。毎年食べている」
■鯖江市伝統野菜等栽培研究会 福岡重光会長
「電子レンジで油を使わずに、輪切りにしたものを加熱して、チーズなどをトッピングして食べるとおいしい」
販売を前に開かれた目ぞろえ会では、20軒の生産農家が品質を保つコツや梱包の際の注意点を確認していました。今年は11月までに去年並みの5万個を出荷する予定だということです。