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福井市がメルカリで粗大ごみを販売開始 家具に自転車に楽器も リユースを推進

2024年5月29日 16:55
福井市がメルカリで粗大ごみを販売開始 家具に自転車に楽器も リユースを推進
粗大ごみの中に宝物が?(29日福井市役所)

福井市は北陸3県で初めて大手フリマサービスの「メルカリ」と提携して、家具や自転車など「粗大ごみ」を販売してリユースを推進します。

「収集資源センターに集まる粗大ごみの中には使えるものもたくさんある。これらが宝の山に変わるかも知れない。」

福井市は29日に「メルカリShоps」をオープンしました。

市の収集資源センターには年間およそ3万件の粗大ごみが持ち込まれ、まだまだ使えるものが多いということです。

「これなんかきれいでまだ使えそう。家の中で高い所に保管していた品物も、タオルで拭いたりして売れそうだなと思ったら出品と。」

福井市収集資源センター副主幹岡田知子さん
「使えるものを別の人に渡すことで、その物自体もまた価値を持つ事ができるし、ゴミの量が減れば、市としてはSDGsの目的も達成できる。」

メルカリを活用した粗大ごみのリユースは北陸3県では初めてで、商品は直接センターに引き取りに来る必要があり、近県から福井を訪れるきっかけ作りにもなります。

メルカリ政策企画参事 伊藤亮太さん
「引き取りに来た福井で楽しんで行こう、おいしいものを食べていこうと、福井市の文化を知るきっかけにもなるのでは。」

この取り組みは市の若手職員のアイデアから実現したもので、売り上げは地域の廃品回収の奨励金などに活用されるということです。

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