法人税など約2700万円脱税か 福井市内の企業と社長らを告発 架空の仕入れ高で所得隠した疑い 金沢国税局
架空の仕入れ高を計上するなどして、法人税など合わせておよそ2700万円を脱税したとして、金沢国税局は3日、農業資材の製造・販売などを手がけるアルケーウィル(本社:福井市)と同社社長(68)らを法人税法違反などの疑いで福井地検に告発したと発表しました。告発日は2020年12月16日。
金沢国税局によりますと、社長は元社長と共謀してアルケーウィルの2019年分の所得について、架空の商品仕入れ高を計上するなどして隠し、法人税などおよそ900万円を脱税した疑いです。また同様の手口で、2017年と2018年には関連会社のおおい商会(本社:京都市)の法人税などおよそ1800万円も脱税した疑いが持たれています。