JR福島駅東口の再開発事業 “公共エリア”検討案を議会に説明
JR福島駅東口の再開発について福島市は検討状況を議会に説明しましたが、議員からは質問が相次ぎ2時間以上を要しました。
JR福島駅東口の再開発を巡っては市が再開発組合から買い取る公共エリアについて複数の検討案を示していましたが、施設面積が増えたことなどにより追加で最大60億円の事業費がかかる見込みです。
福島市と再開発組合は4日、市議会の全員協議会で議員にこの状況を説明しました。
■福島市 木幡市長
「駅前の非常に重要な立地における市の顔としてのシンボリック性、使いやすさ、取得費用を重視し、より現実的で魅力的な施設となるよう基本設計を進めてまいります」
これに対し議員からは…
■宍戸一照議員
「人件費が上がる、資材も高騰する。それを際限なく我々は認めるのか」
■小松良行議員
「西口に同様の施設があるのでわざわざ競合する必要があるのかという疑問を率直に感じるところであります」
市などは今後、市民向けの説明会を開くほか、民間エリアのテナント誘致も進めていく方針です。
最終更新日:2025年2月4日 18:57