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【各地で起こる地震…もしもに備えて】命をつなぐために欠かせない『水』公共施設内の設備とは?・福島

2024年4月18日 18:40
【各地で起こる地震…もしもに備えて】命をつなぐために欠かせない『水』公共施設内の設備とは?・福島
17日夜、愛媛県と高知県で、最大震度6弱を観測する地震がありました。

こうした地震で影響を強く受けるのが「水道」です。

命をつなぐために欠かせない「水」について考えます。

地震が起きたのは、昨夜11時14分頃。愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測する強い揺れでした。

地震から一夜明け、各地で物が散乱し、家がぐちゃぐちゃになるなど、その爪痕が明らかになってきました。

高知県では、土砂崩れも発生し、5世帯10人が、一時、孤立状態に。

加えて、今回の地震で影響を色濃くうけたのが…「水道」です。

被災地の一部地域では、水道管が損傷し、断水したところもありました。

2024年1月に起きた能登半島地震でも、長期間に渡って断水するなど、地震のたびに水道の問題が浮き彫りになっています。

さらに、地震によって道路が寸断し、給水車がすぐに駆けつけられないといったケースも…。

全国で大きな地震が相次いでいるいま、「命をつなぐための水」を自分たちで備蓄することが強く求められています。

一方で、公共施設でも、そうした事態に備え、こんな設備を導入しているところもあります。

道の駅ふくしまの地中に埋められているのは、耐震性の貯水槽です。

貯水槽には、およそ4400人の3日分の飲料水が確保されています。

■道の駅ふくしま・佐藤広大支配人
「こちらの施設は、貯水槽や防災倉庫があるので、いざという時の防災の拠点、広い駐車場もあるので、ほかの市町村からの応援などの集合場所としても利用いただくことになる」

道の駅ふくしまは、自治体と連携し、貯水槽から給水車に水を送る訓練も行っています。

災害大国・日本、それぞれが知恵や技術を持ち寄って「もしも」に備えなければなりません。
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