【雨が少なくて梅が縮む…背景には“暑さ”か】福島市は13回目(歴代2位)の真夏日【福島県】
県内は高気圧に覆われて、カラッと晴れました。福島市は気温が30度を超え、これで6月の真夏日は、13回目。歴代2位の記録に並びました。一方、郡山市では、特産の梅の収穫が最盛期を迎えています。
梅雨の晴れ間となった27日。高気圧に覆われ、県内各地、日差しが届きました。そのため、「雨」対策ではなく「日差し」を避けるために、日傘をさす人の姿も見られました。
■街の人は(女性)
「暑いです。(日傘が)ないとひどいです」
■高校生たち
「きょうは一番暑い」記者「何か気を付けていますか?」「水分補給とか。買いました さっき」
■高校生たち
「いい天気です。半袖じゃないと暑い」
気温も上がって、福島市などでは30度を超える真夏日に!これで福島市は6月の真夏日が、13日目。日数としては歴代2位の記録に並びました。
この暑さのなか、今、郡山市で盛んなのが!
■平瀬史敦 記者リポート
「今日の郡山市は朝からジメジメとした暑さとなっています。そんな中、こちらではウメの収穫の最盛期を迎えています」
西田町特産の梅の収穫です。西慶梅園では、およそ350本の木に実った「越の梅」や「白加賀」などの品種が収穫期を迎えています。例年通り、できは良いと言います。ただ、困った問題も起きているようで…。
■西慶梅園 増子公雄さん
「今年は雨が本当に少なく、その影響でウメが萎むという影響が出ています」
春先の雨が少なかったことで、例年よりも2割ほど収穫量が減っていて、さらにカメムシも大量発生。およそ30年梅の栽培をする増子さんも、これまでにない状況と頭を悩ませながら、対応しています。
■西慶梅園 増子公雄さん
「やはり暑さの影響じゃないかなと思っています」