2023年9月、西郷村で男女2人が死傷した事故の初公判が開かれ、被告の男は起訴内容を認めました。

危険運転致死傷の罪に問われているのは、南会津町の大竹康夫被告（52）です。
起訴状によりますと大竹被告はおととし9月、西郷村で時速100キロを超えるスピードで乗用車を運転し、軽乗用車に衝突。乗っていた男女2人を死傷させたとされています。
3月5日に開かれた初公判で、大竹被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察は「被告は、事故直前にも150キロを超えるスピードで危険な運転していた」などと指摘しました。
そして弁護側は「被告は通院のために急いでいた」などとして、危険運転致死傷の罪のなかでも軽い刑を求めました。

裁判は裁判員裁判で審理され、判決は３月１１日に言い渡されます。