“つかんだデブリ”回収作業が始まる 東電・福島第一原発
福島第一原発で進む燃料デブリの試験的な取り出しについて東京電力は10月31日から回収作業に入っています。
2号機では、30日に釣りざおのような装置で燃料デブリをつかみ持ち上げることに成功しました。
31日は装置を押し込むために使った5本のパイプのうち3本を引き抜き、3.5メートルほど格納容器の外側に向けて動かします。
装置を戻した後は燃料デブリの放射線量を測定し、毎時24ミリシーベルトを超えていなければ運搬用の箱に入れ、取り出し作業は完了します。
最終更新日:2024年10月31日 12:01