「人生にも泥にまみれることもあるだろうがここに来て一息ついて…」国見町の中尊寺のハスが見ごろ【福島県】
26日の県内は前日よりも暑さがいくぶんやわらいだところが多くなりました。心地良い風も吹き、国見町では、今、ある花が見頃を迎えています。
■川上耕平 記者リポート
「これまでの暑さとは打って変わってきょうは気持ちのいい風が吹いています。そうした中咲き誇っているのが淡いハスの花です」
国見町にある「あつかし千年公園」です。そこに咲くのは、「中尊寺ハス」です。淡いピンクの花がきれいですね。この中尊寺ハス。名前からもわかる通り、岩手県の中尊寺から2009年に地元の住民らが株を譲り受け、大切に育てきたものです。いまでは町の名物になっています。
■訪れた人は
「こんなピンクの花がバーっと広がってとてもすてき。暑くなくてちょうどいい」
風も心地良さを感じさせましたからね。見学するには、ちょうど良い天気でしたね。風にそよぐ中尊寺ハスも、なんだか涼しそうです。ハスは、昼頃から花が閉じるため、午前中に訪れるのがおすすめです。
■中尊寺ハスを育てる 氏家博昭さん
「ハスは泥の中からきれいな花を咲かせる、人生にも泥にまみれることもあるだろうがここに来て一息ついて 気分転換になればいい」
国見町の「中尊寺ハス」は7月いっぱいまでみられるということです。