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【天気】関東や東海、明け方にかけ激しい雷雨の所も 千葉や茨城、栃木など警戒が必要

2023年9月8日 20:43
【天気】関東や東海、明け方にかけ激しい雷雨の所も 千葉や茨城、栃木など警戒が必要

8日(金)は台風13号の影響で、関東を中心に大雨となっています。伊豆諸島や千葉県、茨城県、福島県では記録的短時間大雨情報が発表され、猛烈な雨が降ったとみられます。また、線状降水帯も発生し、記録的な大雨となっています。

台風は9日(土)未明までに熱帯低気圧に変わる見込みですが、危険な大雨をもたらすことには変わりありません。8日(金)夜から9日(土)にかけては、関東や北日本で大雨に警戒が必要です。

<9日(土)の天気>

御前崎市の南にある台風13号は停滞するような動きになって、静岡県に上陸せずに、未明には熱帯低気圧に変わる見込みです。ただ、発達した雨雲は台風中心の北東側にあり、熱帯低気圧に変わった後も北東側に離れたところで雨が強まる見込みです。関東や東海では明け方にかけて激しい雷雨になるところがあり、特に千葉や茨城、栃木などで大雨に警戒が必要です。また、前日の夜遅くから午前中にかけては東北太平洋側で、午後は北海道太平洋側で激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。

●予想24時間雨量(9日夕方まで)※多いところ

関東甲信、東北150ミリ、北海道100ミリ

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

日中は関東や東海の雨は次第にやんで、午後は晴れ間が戻るでしょう。日差しとともに気温が上がり、東京では最高気温33℃と、前日より8℃も高くなる見込みです。

西日本でも日差しの届くところが多いですが、大気の状態が不安定で、午後は急な雷雨の恐れがあります。特に九州で激しく降るところがありそうです。また、山陰では一日、曇りや雨となるでしょう。

<週間予報>

10日(日)以降、西日本では湿った空気の影響で雲が広がりやすくなりそうです。特に12日(火)にかけて雨の降るところが多く、太平洋側では、まとまった雨になる可能性があります。

一方、晴れる日が多い東北南部や北陸、関東、東海では、厳しい残暑が続く見込みです。10日(日)東京の最高気温は35℃と、猛暑日が予想されています。まだまだ油断せず、熱中症にお気をつけください。