11年ぶり…「JR只見線」全線再開通へ 子供たちが乗車体験で大興奮
26日は広い範囲ですっきりと晴れ、秋らしい1日となりました。東京都葛飾区の都立水元公園では、彼岸花が満開を迎え、燃え上がるように咲く美しい光景が広がっています。26日、東京都心の最高気温は29.1℃と、日中は半袖で過ごせる陽気となり、訪れた人は日焼け対策をしながら秋の花に見入っていました。
一方、静岡県では、台風がもたらした生活への深刻な影響が続いています。静岡市清水区では、大雨により興津川の取水口に大量の土砂や流木などが流れ込み、大規模な断水が続いています。静岡市は、26日時点で約6万3000世帯が断水していると発表。「1週間以内に断水を解消したい」との見通しです。
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福島県では、豪雨被害により11年間運休していた鉄道の区間が再開の日を迎えます。
福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ「JR只見線」は2011年、集中豪雨により、鉄橋や線路が流されるなど甚大な被害に遭い、会津川口駅と只見駅の27.6キロが不通区間となりました。あれから約11年。10月1日にようやく全線開通することになり、26日、小学生たちに乗車する機会が設けられました。
地元の足としてだけでなく、観光列車として日本全国や海外にもファンがいる只見線。子供たちは車窓に広がる奥会津の豊かな風景に興奮が冷めない様子でした。
※詳しくは動画をご覧ください。(9月26日放送『news every.』より)