能登半島地震の発生から18日目です。被災地では朝からまとまった雨となっていて土砂災害への警戒が高まっています。輪島市から中継です。

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私は大規模な火災があった輪島市の観光名所、朝市通りにきています。

18日は朝から雨が降り続いていて、現在は強い風が吹いています。

天候が悪い中ですが、18日、火災現場では警察や消防が230人以上の態勢で一斉捜索を行っていました。

震度6強を観測した輪島市では、これまでに98人の方が亡くなっていて、いまも17人の方の安否がわかっていません。

18日、現場を訪れていた男性は、こちらのエリアにあった店の常連で、店主と釣り仲間でしたが、その店主が避難所にもおらず、安否不明者のリストにもないため、捜しにきたそうです。

ただ、店の近くからは店主が使っていた釣り具と店の看板だけ見つかったそうで、「どこにいるかわからない無事なのか不安だ」と話していました。

また、このエリアに店をかまえていた女性は、店が全焼したといいます。

家族は無事でしたが、飼い猫が見つからず火災現場に捜しにきていました。

能登半島地震では、18日までに災害関連死を含む232人の死亡が確認され、安否不明者も21人にのぼっています。

また、被災地では18日夜にかけて雨の降りやすい状況でひきつづき土砂災害に警戒が必要です。