ビッグモーター、国道沿い全国10店舗の前で街路樹枯れる…国交省調査
中古車販売大手ビッグモーターの店舗前の街路樹について、国土交通省が調査したところ、国道沿いの全国10店舗の前で枯れていることが確認されました。
全国各地のビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れたりなくなったりしているのが確認されている問題で、国交省は実態を把握するため、26日、全国の地方整備局に現状を調査するよう通知しました。
26日から28日までに行われた調査の結果、国が管理する国道沿いの111店舗のうち、速報値で、10の店舗前で街路樹が枯れていることが確認されたということです。
国交省は枯れている原因を調査した上で、除草剤がまかれていたことが確認できた場合は警察に被害届を提出するほか、原因者が特定されれば損害賠償などを請求する必要があるとしています。
一方、NNNが全国の自治体などに取材したところ、16都府県の46店舗で店の前の樹木が不自然に枯れたり伐採されたりしていたことが明らかになっています。