ごみの中から1000万円 持ち主特定されず所有権は札幌市に
今年1月に札幌市のごみ回収施設で発見された現金1000万円。期限までに持ち主が特定されず、所有権は札幌市に移りました。
記者
「札幌市のリサイクル業者です。見つかった1000万円はこちらのベルトコンベヤーから流れてきたということです」
今年1月、札幌市のごみ回収施設でごみを分別していた作業員によって現金1000万円が発見されました。
警察が拾得物として公表すると、「新聞紙でくるんだ1000万円を落とした」、「認知症の祖父母がごみと一緒に捨てたかもしれない」などと、3か月で16件の申し出があったといいます。しかし、札束をまとめていた帯封の特徴やなくした日時などが合わず、保管の期限となる4月30日までに持ち主を特定することができませんでした。
発見したのが札幌市が業務を委託した業者だったため、5月1日午前0時で所有権は市に移りました。市は今後、使い道を検討するということです。